・ケベック州に位置し、トロントに次ぐカナダ第二の経済都市
モントリオールはカナダのケベック州の中にある都市で、トロントに次ぎ、カナダ第二の都市として栄えています。
第一言語はフランス語ですが、そこに住むほとんどの人が英語も話します。
有力な英語の大学とフランス語の大学があり、学生にも人気があります。
現カナダ首相のジャスティン・トルドー氏もモントリオールにあるマギル大の卒業生のようです。
多人種で様々なバックグラウンドを持った人たちが生活しています。
その中でもフランス語が中心の言語環境の影響か、アフリカ系の人たちが多い印象を受けました。
・極端に寒い冬と活気の溢れる夏
夏と冬の気温に極端な差があります。
夏が終わった後は短い秋を挟みすぐ冬に入ります。
10月から4月頃までは寒く、ピーク時は-30℃くらいまで下がりました。
その後、短い春を挟み夏に入ります。
夏は夏で30℃くらいまで上がりますが、湿気が低いせいか生活がし辛いとは感じませんでした。
夏の間は街中至る所でイベントが開催されています。
冬が厳しい分、モントリオールの人たちが夏を謳歌していることが見て取れます。
・ユニークな街づくりがされた都市
ケベック州が長年カナダから独立しようとしているせいか、同じカナダの中でも他の都市には見られないようなユニークな点が垣間見れます。
一度消滅したフランス語を再生させたことや、高校と大学の間に通うセジャップという制度など、その動きは教育の分野まで広く浸透しています。
政策で映画やゲームなどのエンターテイメント産業に力を入れています。
その為、大きなゲーム会社や映画会社が沢山あります。
また、サーカスのシルクドゥソレイユやアイススケートでも人気があります。
僕がモントリオールで出会った日本人の中には第一線で映画を作りたくて来た人達や、サーカスやスケートで活躍する為に来た人達もいました。
アートにも力を入れていて、今年日本でも開催されるエレクトロニックミュージックのイベントMutekはコンテンポラリーアートの美術館MACで開催されます。
街を歩けばそこら中にグラフィティアートを見つけられ、公共の場所に期間限定で設置されるパブリックアートがあったりと、普段の生活の中で芸術的な感動に出会うことができる街です。
(音: パブリックアート/The lightning seesaws)
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